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さてさて、「大人になるほど学習意欲が出る」というのは
確かに実感するところではございますが
だからと言って「夢」の中でもそうかというと
それはどうなのでしょうか?
私は、今更ながら、ある大学を受験しました。
そして、めでたく合格通知が来たのです。
早速学校に行くと、あちこちの教室で
すでに学科ごとのオリエンテーションがはじまっているではありませんか!
私は急いで自分のクラスを探しましたが、ふと気付いたのです。
「そもそも、私は何学科に合格したんだっけか?」
事務室に行って、聞いてみよう。
事務の人は淡々としていて、
すぐに、生徒番号が書いてある紙切れを私に渡してくれました。
そして、私の学科を告げたのです。真顔で。
「ミラクル創造学科です。」
「ミラクル…創造…学…科…?」
不安と期待で、胸が一杯になったところで
ホワンホワンホワンホワンホワ〜ン。
残念!夢から目が覚めたのです。
私のちょっと面白かった「夢」シリーズ。
翌日、仲良しのマッキーと麻子の二人にその話をすると、
マッキーは
「私もなんかに合格して、落ちた誰かを慰める夢をみた。」
麻子は
「なんかの大事な用があるのに電車に乗り遅れた夢をみた。」
ということは…
マッキーが合格したのはこのミラクル創造学科で
電車に乗り遅れた為受験に失敗した麻子を慰めるという夢。
麻子はミラクル創造学科の試験に電車に乗り遅れ遅刻する夢を
それぞれ見ていたということです!!
繋がってる!!
イッツミラクル。
これからマッキーと私は、ミラクル創造学科の生徒として
ミラクルを思う存分、創造してみようと思います。
麻子も次の試験で合格しますように…。
全てがミラクルドリーム。
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